イギリス観光
古くから大英帝国として世界を牽引してきたイギリスには観光地としての名所も盛りだくさん。スケジュールを立てる際にひとつの要として持ってきておきたいのが美術館めぐりです。というのもこの国、とくにロンドンには世界的な名画やアートと集めた有名美術館が入場料無料で人々に開かれており、それらを回るだけでも大変充実した時間を過ごすことができるのです。
まず押さえておきたいのはロンドンの中心とも言うべきトラファルガー広場前にあるナショナルギャラリー。ここではゴッホの「ひまわり」をはじめ、名だたる画家達の作品を鑑賞することが可能です。最近では「007」の最新作にもこの場所が登場しました。
中級編になるとこれにテムズ河のピムリコ駅から歩いて10分ほどのところにあるテートギャラリーも加わります。こちらはナショナルギャラリーほどは混み合っていませんが、こちらも教科書に載っているような有名な絵画に多数触れることができ、別棟にはイギリスを代表する画家ターナーの作品がズラリ常設展示されているので見逃せません。
上級編になるとサザーク地域のグローブ座横にあるテートモダンがお勧めです。こちらはモダンの名の通り、現代アートを多数取り揃えており、若者たちを中心に大勢の鑑賞者が訪れています。作品の写実的な美しさよりもむしろ、感覚的に鮮烈に迫ってくる作品の数々は、きっとこれまでに無い、まさにこの地ならではの感受性を植え付けてくれることでしょう。
これらの美術館の常設展は全て入場無料。これとは別に有料の特設展も大きな人気と話題を集めるものばかりですので、時間的に余裕があれば覗いてみることをお勧めします。