沖縄本島の恩納村にある真栄田岬は、東シナ海を見渡すことができる人気のダイビングスポットです。透明度が高く魚も多い海のため、特に週末にはシュノーケリングを楽しむ人やダイバー達で賑わっています。風が強いこともあるため、冬場は上着を持参するとよいでしょう。真栄田岬は那覇空港からは沖縄自動車道を利用して約50キロ、約1時間の場所にあります。一般道を利用しても、国道58号と県道6号経由で1時間10分程度です。一般道には琉球村や美浜アメリカンビレッジといった見どころも多いため、ドライブを楽しみながら向かうこともできます。

夏場であればシュノーケルと水中眼鏡を使って手軽に泳ぐことができます。真栄田岬から階段を使って海へ下りると、すぐ近くに青の洞窟と呼ばれる人気観光スポットがあります。イタリアの青の洞窟とは違いますが、ダイビングスポットではとても有名なところです。青の洞窟とは通称で、地元には「クマヤーガマ」とも呼ばれています。入口から太陽の光が差し込み、海水を通って海底で反射する関係で、洞窟が青色に染まることが由来です。奥行きは約30メートルほどで、クマノミをはじめとした東シナ海の生き物を間近で観察することができます。

崖の下にあることや地形が複雑なことから、洞窟を訪れる際は地元民に案内を頼む・初心者向けツアーに参加するなどすると、安心して楽しむことができるでしょう。